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クロールの息継ぎで大切なポイントとは?

皆さんこんにちは。
なかい水泳予備校の村田です。
鯉のぼりが爽やかな風の中を力強く泳ぐ季節となりました。
ゴールデンウイークも終わったところだと思いますが、皆さん楽しめましたか?

さて今回は『クロールの息継ぎで大切なポイントとは?』がテーマです。
クロールの息継ぎ難しいですよね。
息をしようと頑張っているのになかなかできないというお声は普段からよく耳にします。
そこでよくある息継ぎのつまずきと、その対策についてまとめてみました。
絶賛クロール練習中のお子様は、ぜひご覧いただけると嬉しいです。

クロールで息継ぎできない理由とは?

一口に息継ぎができないと言っても理由は人それぞれです。
どうして息継ぎが難しいのか、やろうとしているのに何ができないのか考えられやすい理由を今回は3つあげさせていただきました。
それぞれの理由とその対策や練習方法などもご紹介いたします。
お子様の普段の様子と併せて読み進めていってみてくださいね。

1,体が沈んでしまう

クロールの息継ぎをする時、頑張って顔を上げたりしようとするもどんどん体が沈んでしまい息継ぎができないことってありますよね。
まず沈んでしまう一番の原因は息継ぎの際、しっかり息をしようとして顔を上げすぎてしまうことです。
息継ぎをする方向が右側だとしたら当然肩も右肩が上がります。
しかし顔を上げすぎてしまうと肩だけでなく上半身も一緒に上がりやすくなってしまい、その分下半身が沈み、体全体が沈んでしまうのです。
そんな体が沈んでしまうときは、まず壁を使って顔を横に向けながら身体を傾けられるか確認してみましょう。
このときはプールの床に足をつけていてもかまいません。浅いプールが望ましいです。
そして息継ぎだけ(水中に顔をつけて横を向くという)の練習をしていきます。顔を横に向けてから水中に顔を戻した際、下の写真のように左右の肩を水平に戻すことがポイントです。

床に足をつけたままで体を傾けることができるようになったら→バタ足をしながら→ビート板を持ちながら、と段階的に練習をしてみましょう。

2,とにかく苦しい

クロールを泳いでいて苦しいと感じることがよくあります。
この「苦しい」には2つ理由があると考えられます。
まず1つ目は沈んでしまう、溺れてしまうのではと思って体が力んでしまい、もがくように泳ぐことで感じる苦しさです。
「ハアハア」と息が上がるようなイメージですね。
この苦しさは、体が力む原因でもある『恐怖心』が関係していることが多いです。

2つ目としては、動作はできているのに息が吸えず苦しくなるというものです。
しっかり顔をあげていても口を開けるタイミングが遅いことや、開けるだけで息が吸えていないことが要因としてあげられます。
息継ぎの基本は『水中で息を吐き水面から顔が出たら息を吸う』ですが、息を吐く量が少なかったり、しっかり吸えていなかったりすると呼吸のバランスが崩れてしまいく苦しくなるのです。

このどちらにも効果的なのは、水慣れの練習の一つでもある『ボビングジャンプ』です。

ボビングジャンプは、水中に潜ったところからジャンプして水上に顔を出すタイミングで呼吸をします。
姿勢が安定している状態で呼吸の練習ができるため脱力に繋がり、恐怖心を取り除く練習に最適です。
またこのボビングジャンプをしながら呼吸のリズムをつけてあげることでどのタイミングで息を吐き、吸うのかがわかるようになります。
例えば、潜っている間は「ぶくぶくー」と鼻から息を出し、ジャンプして顔が出たタイミングで「ぱあーっ!」と声に出したら(声に出す方が息を吐いていることがわかりやすいです)そのあとすぐ口で息を吸います。
息が吸えたらまた潜って…を繰り返してみましょう。
あまり何回も繰り返すと疲れてきますので、10回ぐらいを目安にやってみましょう。

3,口に水が入ってきてしまう

息継ぎをしようと顔を横に向けたタイミングで、口に水が入ってきて息も吸えずおまけにその水を飲んでしまうなんてこともよくあります。
口の開けすぎや水面から顔が出ていない、無理に吸ってしまったなどが理由として多いです。

この場合は、水泳の基本的な呼吸法でもある鼻から息を吐いて口から吸うということにまだ慣れていない可能性があります。
水慣れの練習や先程のボビングジャンプなどでしっかり呼吸の確認をしていきましょう。
また息継ぎしようと顔を横に向けた際、口または口の一部分がまだ水中に入っているなんてこともあるので、壁やビート板で練習しながら写真のようにしっかり口元を水上に出すようにしていきましょう。

いかがでしたか。クロールの息継ぎは何ができていないかわからないとなかなか改善も難しいです。
今回のお話で少しでもお子様の泳ぎに活かしていただけたら嬉しいです。

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