臨床発達心理士の子どもの発達コラム 〜DCD学会レポート①〜
こんにちは!臨床発達心理士の趙です。
5月も終わりに近づき、暑くなってきましたね。
今年の夏も暑くなりそうな気配ですね。
脱水や熱中症には皆様気をつけていきましょう。
<DCD学会>
5月9日、10日の二日間、福岡でDCD学会が開催されました。
今年は、2023年以来、3年ぶりに参加してきました。
弊社代表の中井と二人で参加してきましたよ!
今回はそのDCD学会の話を書いてみたいと思います。
<DCDとは?>
DCDとは、「発達性協調運動症(障害)」のことです。
体全体を使う粗大運動や、指先などの細かい動きである「微細運動」などに苦手さがみられます。
いわゆる「不器用」と言われることが多いかと思います。
体育の授業や、リコーダー、ノートを書くこと、コンパスでの作図など、学校生活の様々な場面で困り感が出ることが多いです。
しかし、現在の日本ではDCDの診断や判定が、まだ確立されていないところがあります。
<本人だけの困り感>
自閉スペクトラム症や、注意欠如多動症、限局性学習症などのいわゆる発達障がいに分類されるものは、基本的には社会とのと相互作用の中で困り感が生じます。
関わる大人や取り巻く他の子どもたちにも、関わりの中でどうすればいいのかという困り感が見られることが多くあります。
しかし、DCDは「不器用」と思われがちなため、本人だけの困り感にとどまってしまうことがあります。
そのため、本人の努力不足と思われることも多いのです。
<DCDの研究>
日本では、DCD学会が立ち上がって9年目になりました。
まだまだ研究の分野としては新しい領域かなと思います。
DCDの診断や判定に関するアセスメントの方法や、DCDの子どもたちに対する支援方法など、これからもっと研究が進んでいくと思われます。

私自身、幼い頃から運動音痴で体育の授業は好きではありませんでした。
マット運動は首が折れるんじゃないかと思っていましたし、逆上がりは一度もできたことがありません。
ブランコを漕ぐという動作は空中で足をバタバタしているだけで理解ができないですし、平泳ぎはもっと意味がわかりません。
微細運動は比較的得意でしたが、リコーダーは指の動きが覚えられず、中学のアルトリコーダーは歯が立ちませんでした。
自分のそんな体験に想いを馳せつつ、普段関わっている子どもたちの顔も思い浮かべながら、今回の学会には参加しました。
学会に行くと学びが多いなと思います。
具体的な学会での学びについては、来月書いてみようと思います!











