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臨床発達心理士の子どもの発達コラム 〜災害時に使える情報〜

2024年になりました。
臨床発達心理士の趙です。

年始早々、大きな地震や空港での事故がありました。
被災された方々へ心よりお見舞い申し上げるとともに、皆様の無事を心よりお祈りしております。

日本は昔から災害大国と言われています。
台風による豪雨、地震、津波など、様々な災害の危険性が高い国です。
阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本大地震など、これまでにも大きな地震をたくさん経験してきています。

私が直接体験したのは阪神淡路大震災です。
小学校4年生の時でした。
大阪に住んでいるので、兵庫県の方々よりは被害が少なかったと思いますが、それでも小学生ながらに怖い思いをしました。
兄弟集まってみんなで肩を寄せ合ったのを覚えています。

今回も大阪でも長い揺れを感じました。
揺れが止んだ後、余震に備えて大人たちで役割分担を決めたり、避難経路を確認したり、避難用の靴を準備したりと色々考えました。

災害時には大人もパニックになります。子どもも当然そうなります。
いつどんな災害が来るかわからないので、日々の備蓄や避難訓練は重要だなと思いました。
障がいのある方、日本語を母語としない方たちは、特に混乱が大きいのではないかと推測します。

今は、関係各所が災害時に役立つ、様々なツールを配信していますので、是非ご活用いただけるといいと思います。

<お役立ち情報>

NHKの災害時サイト
https://www.nhk.or.jp/heart-net/saigai/index.html

大阪市災害用コミュニケーションボード
アイコンで情報が記されていて、視覚的に情報がわかり、指差しで伝えられます。
https://www.city.osaka.lg.jp/kikikanrishitsu/page/0000330324.html

療育現場でもよく使われているシンボルを提供している「ドロップレットプロジェクト」
https://droptalk.net/

様々な特性を持った人たちが、避難生活を少しでも過ごしやすくするために、色々と準備をしておくことが重要かもしれません。
日頃から備えておくことで、いざという時にうまく活用できるといいなと思います。

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