泳ぐことにチャレンジ！！ノーブレクロールをやってみよう。

皆さんこんにちは。
なかい水泳予備校の村田です。
冬の寒さも少しずつゆるんできました。
3月はお子様の成長もたくさん感じられる時期でもありますね。
普段接しているお子様からもそういった姿がよく見られるようになり、いつも微笑ましく感じています。

さて『ノーブレクロール』は皆さんご存知でしょうか？
その前にクロールはご存知だと思いますが、四泳法の一つであり両手で交互に水をかきながら両足を交互に上下に動かして泳ぐ泳法です。
引用：https://ja.wikipedia.org/wiki/クロール

ではノーブレクロールとは、ノーブレスクロールのことでそのまま訳した通り『呼吸をしないクロール』のことを言います。
「面かぶりクロール」と呼ばれていたりもしますね。
今回のブログは、このノーブレクロールがテーマとなっています。
まずはノーブレクロールの練習方法からお伝えできたらと思います。
お子様に泳ぐことをはじめさせたいとお考えの親御さんに、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

ノーブレクロールを練習する理由とは？

水泳を習うとき、4泳法の中で1番最初に教わる種目はクロールと言われています。学校やスイミングスクールでもクロールの練習から始めることがほとんどです。ですが、いきなりクロールの練習となるととても難易度が高くなるので、水慣れ→けのび→グライドキックというように段階的に練習をしていきます。

そしてクロールの練習の中で1番苦手とされるのはやはり『息継ぎ』で、水慣れの段階で水中での呼吸の仕方を練習していきます。
はじめはその場で練習し、慣れてきたらジャンプやバタ足をしながら呼吸のタイミングを合わせていきますが、この工程に時間がかかる場合も少なくありません。落ち着いてこのような水中での呼吸動作ができるようになるまで反復練習が必要になります。
また腕を回しながら呼吸するという息継ぎクロールの練習は、更に難易度がアップします。というわけで息継ぎの練習は後回しにして、まずは息継ぎをしない、ノーブレクロールの練習からはじめましょう。

参考：https://camel-clutch.com/水泳初心者の方必見【面かぶりクロール】をうま/

ストローク(腕の回し方)から覚えよう！

なぜノーブレクロールを練習するのかわかっていただけたところで、今度は練習方法をお話していきます。
まずは、腕の回し方からお伝えしていきますね。

下のようにプールの壁に向き合うように立ち、両手を前に伸ばしましょう。この時、手のひらは下に向けている状態で指先はプールの淵に乗せるようにします。

左右どちらからでも構いませんので、写真のように(左から順番に) 手のひらを下に向けたまま後方へ動かしていきます。

これが水をかくという動作になります。肘は伸ばしたまま行うのがポイントです。
また、後方までしっかり水をかくことがとても大切です。最初は太ももを親指でタッチするように動かしましょう。
手のひらが水面から出る手前まで水をかいたら、手の甲は外側に向け小指から水面の外に出します。水面から出した手をそのまま前方へ、最初に伸ばしていた両手の位置まで戻していきます。ここまでで片方の腕を1回回したことになります。
今度は反対側の腕も同じように動かしていきます。両手が前で揃ったら反対の手を回すというのを繰り返し、交互に動かしながら動きの確認をしていきましょう。

ノーブレクロールをやってみよう！

腕を回すことに慣れてきたら、実際顔をつけながら水中で練習をしてみましょう。
いきなり泳ぐとなると少しハードルが高いなという場合は、下の写真のように壁やビート板を持って練習してみましょう！

まずは、伏し浮きの姿勢からスタートします。
呼吸は終始止めたままで行います。できるだけ深く息を吸ってから顔をつけるようにしましょう。しっかり息を吸うと浮力も上がりやすくなります。

少しずつバタ足をしながら先程お伝えした方法で腕を回していきます。
手のひらを下に向けたまま、おへその下を通りそのまま太ももの横までかくようにしていきましょう。
手を前方に戻す時は、腕を耳の後ろで揃えるようにしてけのびの姿勢をつくります。

実際、水中で動かしてみると思うように腕が動きにくいことがあるので、まずは肩から大きく回すようにしてみましょう。ここで注意点ですが腕を大きく回そうとすると、頭も同じように大きく動いてしまうことがよくあります。
頭と目線は動かさないように気をつけましょう。

壁やビート板でノーブレクロールを泳ぐイメージができたら、今度は何も持たずにやってみましょう。
最初は左右1回ずつ回して立つ、で全然問題ありません。
少しずつ慣れてきたら左右交互に回し、全部で4回まわせたら充分だと思います。

いかがでしたか？ノーブレクロールの方法は知っていただけたでしょうか？
慣れない間は、回している手が沈んでなかなか上手くいかないなんてこともよくあります。
まずは、ポイントをおさえながら練習してみましょう。
そうすることで上達のスピードも上がっていきますので、ぜひチャレンジしてみてください！

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