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見つけてみよう、学び方のクセ

 人間には、いろんなタイプがあります。
いろんな分け方があるのですが、その中に“学び方のクセ”ともいえるものがあります。
学び方のクセは、人によってまったく異ります。

人間は、「目(視覚)」、「耳(聴覚)」「手・身体(身体感覚)」の3つで約85%の情報を入手していると言われています。
人間の情報処理は複雑で様々な力を複合的に使いながら生活をしていますが、どの力を使って情報処理をするのが得意なのかは、その人によります。
これを「学び方のクセ」だと考えます。
普段から両手を使って生活しているけど、どちらが器用かというとどちらか決まっている、利き手のようなものが五感にもあるのだと考えると想像しやすいかもしれませんね。

視覚優位

視覚優位な人は、どちらかというと目で見て学習するのが得意です。
何か説明されるときは言葉だけで伝えられるより、図や絵を見た方がスムーズに理解できるかもしれません。
何かを考えるとき、映像を思い浮かべて考える特徴から絵カードなども効果的だと思います。
水泳レッスンでは視覚優位の方には、泳いでいるところの見本をみせることが有効だと言えます 。
なかい水泳予備校の講師は全国大会に出場経験者もいるのでしっかり泳いで見せることで視覚から水泳の動きを伝えることができます。

聴覚優位

聴覚優位の人は、どちらかというと耳で聞いて学習するのが得意です。
言葉での説明や指示が理解しやすく、会話を好む傾向があります。
フレーズや歌詞を覚えるのが得意です。
全体像より細かいことに関心を示す傾向があります。
水泳指導では「動作の言葉」(例:キック、クロール)や「動作にリズムを付けて伝える」(例:バタバタ、パチャパチャ)ことが有効だと言えます。

身体感覚優位

身体感覚優位の人は、身体を使って体験的に学ぶことを得意とする人です。
身体感覚優位タイプは、少し説明が難しいのですが、細かいことを言葉で説明するより“まずは実際に 自分で体験してみる”というパターンの学習を得意とします 。

例えば,バタフライを教える際に「最初に両足を揃えて下に蹴って、手の回し方は手を横から回して,入水はこの角度で、第一キックと第二キックのタイミングがこうで、息継ぎは胸の位置がこうで・・」などの細かい説明をされてもよく分からないかもしれません。

このタイプの人は,感覚的な言葉を使うことが多く、「ドーンと足を蹴ってバーンと手を回してバサッと息を吸って・・」というようなザックリとした説明になることが多いです。

文字にするとちょっと変な感じがするのですが、実際にはこういった説明をされて、とりあえずやってみた方が分かりやすいタイプの人は,結構多いようです。

冒頭にも述べましたが、人間の情報処理は複雑です。
様々な力を複合的に使っています。
しかし、「人によって情報処理の方法が違うのだ!」と考えるのがいいのかなと思います。
相手が処理しやすい方法で情報を伝えることができると、いいですね!
例えば、身体感覚優位の子どもに長々と言葉で説明しても伝わらないことが多いですし、聴覚優位の人には地図を渡すより道順を教えてあげたほうが分かりやすかったりします。

なかい水泳予備校では、指導経験豊富な講師が、生徒さんひとりひとりの “学び方のクセ”を知り、得意な情報処理を積極的に使っていくことで水泳の習得を効率よく進めていけると思います。

是非、体験レッスンをお申込みください!!

参考サイト:あなたの子ども、部下はどの感覚タイプ?才能の見つけ方、伸ばし方(小川大介)https://wedge.ismedia.jp/articles/-/8916?page=4

参考サイト:子どもの感覚から見た「3つのタイプ」 上手く生かして個性や才能を引き出す(船木麻里)
https://dot.asahi.com/aera/2020102900044.html?page=2

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