伏し浮きができるようになったらけのびをやってみよう!
皆さんこんにちは。
なかい水泳予備校の村田です。
朝晩涼しくなり、すっかり秋らしくなりました。季節の変わり目で体調を崩しているお子様も多いですが皆さんはいかがでしょうか?
ところで皆さん、『けのび』って聞いたことはありますか?
スイミングスクールに通われているお子さんであれば、必ずテストで練習する項目ですし、学校の水泳の授業でもしたことがあるかと思います。
ということで今回のテーマは『けのび』です。
まずはけのびがどんな練習方法なのか、ご紹介からしていきたいと思います。
けのびとは、プールの底や壁を両脚で蹴り、両腕を前に伸ばして伏し浮きをしながら前進する運動のことを言います。
まずは『けのび』の手順からお伝えさせていただきますね。
1,肘をまっすぐ伸ばし、手の甲の上に手のひらを乗せます。
2,息を吸って、前に出した両腕の中に頭を入れていきます。
3,プールの床についている足を小さくジャンプして浮かせます。
4,浮いた両足で壁を蹴りましょう。
次に、流れの中での一つ一つの動きの注意点やポイントをお伝えしていきたいと思います。
1,肘をまっすぐ伸ばし、手の甲の上に手のひらをのせます。
これが、けのびを始めるときの準備になります。腕を伸ばすとき左右どちらの手が上になっても大丈夫です。
ご本人がしやすい方でやらせてあげてください。身体に力を入れないようにしながら腕を前に伸ばすのがポイントです。
また、立つ場所ですが背中が壁にぴったりついていると、顔をつけようと身体を前に倒したときに、壁が蹴りにくくなります。壁の少し前に立つようにしましょう。
2,息を吸って、前に出した両腕の中に頭を入れていきます。
しっかり息を吸って両腕の間に頭が隠れるくらいまで水中に入れていきましょう。
頭の位置ですが下の画像のように両腕で挟み込むようにしていきます。
頭を挟み込めず、水上に出てしまうと身体を浮かせたとき、腰が下がって思うように壁を蹴れません。
顎をひくようにして顔を真下に向け、プールの底を見るようにします。
頭は水中にしまえるようにしましょう。頭がしっかりと入っていれば、自然に両足が浮きやすくなります。
3,プールの床についている足を小さくジャンプして浮かせます。
頭をしっかり入れられたら、プールの床で軽くジャンプをして足を浮かせましょう。先程もお伝えしましたが、しっかり頭が水中に入っていれば両足は浮き上がりやすくなるのでジャンプは、腰が上がってくるくらいが目安です。
4,浮いた両足で壁を蹴りましょう。
身体が浮いてきたら姿勢をまっすぐにして足を閉じ、膝を伸ばしましょう。
壁には足の裏全体をつけるのではなく、つま先で壁を蹴り出すようにしましょう。蹴り出す直前は、軽く膝を曲げてから蹴ると進みやすくなります。
なかなか動きに慣れず、頭をしまう前に壁を蹴ってしまうことがよくあります。
そんなときはまず、頭を入れてから壁を足でタッチするという練習をしてみましょう。
その順番でできるようになったら壁を蹴る練習へすすめていきましょう。
蹴ったあとは指先から頭が一直線に身体が水面に対して平行になっていればけのびの完成です。
スーッと進んでいる感覚があればOKです。
いかがでしたか?簡単ではありますが、けのびの方法をご紹介させていただきました。泳げるようになるには、けのびはとても大事な基本となる練習方法です。そしてけのびが綺麗に水面を進むには、まず伏し浮きの姿勢で浮けることが必要になります。
以前のブログで伏し浮きについて書かせていただいたものがあるのでそちらを参考にしていただけると嬉しいです。
また水中で浮くことが怖かったり、頭を入れていくときに鼻に水が入ってなかなかできないという子もいます。そんなときはまず、ビート板を持たせての練習をオススメします。
少しずつ慣れてきたらビート板を外していきましょう。
それまではゆっくりお子様のペースで練習されるといいと思います。
なかい水泳予備校では、講師1人1人がお子様に真摯に向き合い、苦手なことでも楽しんでもらいたい、水泳を通してできることを増やしもっと自分を好きになってもらいたいという想いでレッスンを行っています。
どんなレッスンか気になる方は一度、体験レッスンを受けられてみてはいかがでしょうか?ぜひ、お問い合わせお待ちしております。
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