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レッスンを楽しんでもらうために意識していること〜話すスピード編〜

皆さんこんにちは、なかい水泳予備校の村田です。
前回の続編ということで、今回も『レッスンを楽しんでもらうために意識していること』についてお話していきたいと思います。
前回のブログをまだご覧になられていない方、是非併せてチェックしてみてくださいね。

話すスピード

レッスンを楽しんでもらうために意識していることとして、もうひとつ私が行っていることがあります。
それは、「ゆっくり話す」ということです。

私が話すスピードを意識しはじめたのは、あるレッスンでの出来事がきっかけでした。
子どもたちにクロールを教えるクラスでのレッスンでした。
子どもたちに動きの見本を見せながら、「今からクロールの腕を回す練習をします。肘を曲げないように気をつけてね。」と、普段の話すスピードで伝えました。
しかし、いざ練習が始まり子どもが泳いでいる様子を見ていると、伝えたことと異なる動きをする子どもの姿がありました。
おかしいなと思いながら、理由がわからずそのままレッスンを続けていましたが、子どもたちが伝えたことと異なる動きをすることは、その後も続きました。
そこで、いつも通りの指示を伝えた後、子どもに「先生は今、何て言ったかな?」と、今伝えたことを確認しました。
すると、困った表情をしながら「早くてよくわからなかった」と言われました。
私はそこで、初めて自分の話しているスピードが早いということに気づきました。

なので、もう一度、話すスピードを落とし、ゆっくりとした口調で同じ内容を伝えてみました。
すると、それ以前とは違い、私が伝えた通りに肘を伸ばして腕を回す動きができていました。
子ども自身もできたことに喜びを感じている様子が見受けられました。

当時の私は、理解できていませんでしたが、大人が普段話すスピードは、子どもには『6~8倍速に感じられる』といわれているそうです。
その時の私のレッスンでの話し方は、子どもにとってとても速く聞こえていたのだと思います。

引用: https://ice-monoko.com/storys/88/

また、ゆっくりと子どもに話すことは子どもの『聞く力・理解する力』を伸ばすそうです。

参考: https://www.yamaha-mf.or.jp/onkenscope/katotoshinori1_chapter4/

ゆっくり話すことを意識

私はこの経験から、レッスンではゆっくりと話すことを意識するようになりました。
そうすることで、指示だけではなく『今の上手だったよ!』『こんなに泳げるようになったよ!』という私の言葉も伝わりやすくなったと思います。
子どもたちからも、『次はこんな練習がしたい』『早く背泳ぎがやりたい』『この練習が終わったら、次はこんな練習してもいい?』などの声があり、ゆっくり話すことを意識していることで、子どものやりたい気持ちを引き出すことにも繋がっていると感じています。
これからも「ゆっくり話す」ことを続けていきたいと思います。

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