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プールのアイテム紹介!~フィン~

皆さんこんにちは。なかい水泳予備校の村田です。
春の陽ざしが嬉しい季節となりました。
この時期になると、新年度を迎えて子どもたちが、とても凛々しい表情をしているなと思います。
レッスンで会う度、成長を感じる毎日です。
新しい環境に身を置いたり、季節の変わり目だったりで、体調を崩しやすい時期ですが気をつけたいものです。

ところで皆さん、プールでこのようなアイテム、見たことありますか?

こちらのアイテムは「フィン」といいます。
いわゆる『足ひれ』のことで、足に付けて推進力を得るために使う道具になります。
主にスイミングスクールの選手コースの練習メニューで使用されることが多いため、もしかしたらあまり目にすることは少ないかもしれません。
公共の施設やフィットネスジムのプールでは、基本的に貸し出しはなかったり、一般利用での使用自体も禁止されていたりします。
というのも同じコースで泳いでいて、すれ違う時に他の人と接触したりすると危険という理由があるからです。

でも、フィンを使った練習には様々な効果があります。
今回は、そんなフィンをテーマにお話していきます。

フィンの効果

先程もお話したように、フィンは水泳の練習のために使用されます。
まずは使用することの効果をお伝えしていきますね。

キック力の強化

足に付けるものと聞いて、なんとなくご想像できた方もいらっしゃるかと思いますが、フィンをつけることによって足で水を捉える面積が多くなります。
当然足にかかる負担も大きくなり重くなるので、脚全体の筋力強化に繋がります。
またフィンをつけると足の動きが大きくなるため、キック時に自分の足がどう動いているかよくわかります。

水をとらえる感覚を養う

フィンを付けた足を水中で動かしてみると、足に水の当たっている感覚がわかるようになってきます。

足首の柔軟性向上

フィンを付けると足首の柔軟性を強化する効果があります。
フィンを付けた足を水中で動かすことで足の甲で蹴る水の量が増えます。
その分の負担が足首にかかり、足首が強制的に底屈され(伸ばされ)ます。
いわゆる足首のストレッチで足首を手前に引いたり、伸ばしたりする動きのことです。
その動きが水中でバタ足をすることにより自然にできてしまうため柔軟性が向上するというわけです。

参考: http://僕がフィンを使う理由。クロールが速くなるためのキックのコツや注意点|Try Blog (miyakojima-swimbikerun.com)

フィンの種類

フィンにもいくつか種類がありますのでご紹介したいと思います。
大きく分けると下記のようになります。

◆ブーツ式のフィン

ブーツ式のフィンとは足を入れる部分が靴のようになっているもので裸足でも履けるタイプのフィンです。
レッスンでもこのタイプが使用されていることが多いです。

◆素材のやわらかいフィンと硬いフィン

素材がやわらかいフィンの方が慣れていない足には負担が少ないので初心者の方におすすめです。
最初から硬いフィンを使用すると足が疲れやすく、つりやすくなります。
フィンの推進力が物足りなくなった時に少し硬めのフィンに変えてみるのがオススメです。

◆ブレードの短いフィンと長いフィン

水の抵抗を受ける板の部分を『ブレード』といいますが、フィンは柔らかさだけでなくブレードの長さも重要です。
はじめて使うならブレードの短いフィンの方が扱いやすいと思います。
短いブレードは、面積が小さいので受ける水の抵抗も小さくなり、足は動かしやすくなります。
ブレードが長いと水の抵抗も大きくなります。スピードアップを目指していくのであれば長いブレードを使っていきましょう。

◆モノフィン

モノフィンとは競技用として作られたフィンのことで、両足が一体型となったモノです。
ブレードは硬くて大きいのが特徴です。
両足を入れるブーツポケットがありますが、両足が揃っているのでバタ足やあおり足はできないので、扱いが難しいです。
初心者の方ではなく、競技などを目指している上級者用と言えるでしょう。

フィンの使い方

今度は、簡単にフィンの使い方をご紹介します。

写真のようにフィンをつけた足を太ももから大きく、ゆっくりと動かします。
脚全体をしならせるような動きを意識することで楽に進むことができます。
膝を曲げ伸ばししてキックをすると太ももにばかり負荷がかかってしまって効率の悪いキックになりがちです。
できるだけ膝を曲げないように動かしてみましょう。その方がフィンにその推進力が伝わりやすくなりますよ。
脚の力を抜いて動かすこともポイントです。

いかがでしたか。こんなツールもあったのか!と思われた方もいたのではないでしょうか。
フィンは基本的に泳ぐときに使わないものですが、練習で使用することで通常の練習だけではない別の効果を得ることが可能になります。
なかなか一般利用で使用できる機会は少ないと思いますので、ご興味のある方は、フィンスイミングのレッスンに入ってみたり、貸切のコースで使用したりしてみてはいかがでしょうか。

なかい水泳予備校では大切なお子様のサポートを一番に考え、より質の高いレッスンをご提供できるように、講師が一丸となり取り組んでおります。どんなレッスンかご興味ある方や水泳をはじめようか悩まれている方は、体験レッスンも実施しておりますので、是非一度お申し込みくださいね!
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