臨床発達心理士の子どもの発達コラム 〜中1プロブレム〜
臨床発達心理士の趙です。
春休みは楽しめましたか?
大阪市内では、始業式がありましたね。
いよいよ新年度がスタートです。
新年度のこの時期は、子ども達も保護者の方々も不安が高まりますよね。
保育園、幼稚園から小学校へ進学する子ども達、小学校から中学校へ進学する子ども達、中学校から高校へ進学する皆さん。
保育園、幼稚園から小学校へ進学する子ども達、小学校から中学校へ進学する子ども達、中学校から高校へ進学する皆さん。
こんなふうに所属が変わって新たな環境へ進む時期です。
だからこそ、期待も膨らむのですが、不安も感じやすくなります。
実際に学校が始まってみると、意外に心配するほどでもなかった!という場合もあります。
心配が大きい場合は、学校の先生と事前に話し合いをしておくと良いかもしれませんね。
さて、前回は小1プロブレムの話をしましたが、今回は中1プロブレムの話です。
保育園・幼稚園から小学校への進学による環境の変化と同じように、小学校から中学校への進学による変化も大きいです。
今回は中学校へ進学する変化についてお伝えしようと思います。
環境の変化
中学校はいくつかの小学校の生徒が集まってくることが多いので、基本的には学生数が多くなります。
部活動も活発になり、部活によっては毎日練習が始まりますね。
小学校の時にはそうでもなかった、上下関係が中学になると明確に出現します。
クラスの担任の先生もいますが、教科担任制になり、教科によっていろんな先生が関わるようになります。
その中で、いろんな先生達の評価基準に触れていくことになります。
学習の変化
もちろん、教科にも変化があります。
算数が数学になり、副教科も「教科」として存在するようになります。
小学校のように毎日宿題はでませんが、テスト前に提出課題がドバッと出ます。
連絡帳などもありません。
教科によってノートの取り方や提出物の内容も違います。
つまり、情報を自分でトレだけ掴めるかが重要になります。
また、中学校では、計画的に自学を進めていくことが求められます。
成長による変化
中学生になると、思春期真っ盛りになります。
学校のことも家で話さなくなります。
親に秘密を持つようになり、行動範囲も広がります。
保護者の方が管理するには限界がきます。
しかし、これはとても大切な発達過程で、「主体性」というものがでてくるところです。
自分の意思と、権力(親や先生などの大人)への反抗が出てくるのは当然のことです。
子ども達も自分たちで「意思決定」していくことはとても重要ですので、そこが強く出てくるのが、中学生の時期ではないかと思います。
どうでしょうか。
さまざまな変化がありますね。
中学校はとても忙しいです。
小学校とは比べ物にならないスピード感で一年が終わっていきます。
子ども達も最初はそれに戸惑うこともあると思いますが、慣れていくのも事実です。
どんな変化が起きるのかをを知っておくと、子どもが困った時に少し助けになることがわかるかもしれません。
ぜひとも充実した3年間にしてほしいなと思います。
中学校へ入学された皆様、おめでとうございます^^
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