水に潜れたら、ボビングジャンプをやってみよう!
皆さんこんにちは。
なかい水泳予備校の村田です。
9月に入り、朝晩が涼しくなって秋の訪れを感じますね。
皆さんはいかがお過ごしですか。
今回のテーマはボビングジャンプです。
皆さん、ボビングジャンプって聞いたことはありますか?
ボビングジャンプは、水中で行う呼吸の練習法の一つです。
スイミングスクールでは、水慣れの段階で取り入れられているのが一般的です。
通われたことのあるお子さんであれば、練習したことがあるかもしれませんね。
ボビングジャンプは、泳ぐために必要な練習で、スイミングスクールの進級基準の項目として入っているところも多いです。
ボビングジャンプがなぜ大事なのか、またどんな目的で練習するのかも含めてお話していきたいと思います。
ボビングジャンプをやってみよう!
では実際に、ボビングジャンプの方法からお伝えしていきますね。
ボビングジャンプは下記の一連の動作を繰り返しながら行います。
1,水中に潜って鼻(と口)から息を吐きます。
2,身体が沈みプールの底に足が付いたらジャンプして水中から顔を出します。(ジャンプする時、気を付けの姿勢の方が身体は上がってきやすいです)
3,空中で口から息を吸います。
今度は、一つ一つの動きの注意点とポイントをご説明しますね。
1,水中に潜って鼻(と口)から息を吐きます。
まずは、両手をバンザイにして鼻から息を吐きながら、下に潜っていきましょう。
水泳では鼻から息を吐いて口から吸うのが基本になります。
口から吐く瞬間ももちろんありますが、鼻から出にくいお子さんは口を閉じて鼻から吐くことを意識していきましょう。
潜る前にいっぱい吸って、細く長く吐いていくこともポイントの一つです。
小さな泡が出ていればOKです。
ここでは『呼吸』ができることがとても大事なので以前ブログでご紹介した「水中が楽しくなってきたら、顔付けにチャレンジ!」をぜひ参考にしてみてくださいね。
2,身体が沈みプールの底に足が付いたらジャンプして水中から顔を出します。(ジャンプする時、きをつけの姿勢の方が身体は上がってきやすいです)
水中に潜って息が吐けて、底に足が付いたら思いっきりジャンプしましょう。
そして同時に、バンザイしていた両手の手のひらで下の方に水を押し、水上に上がっていきましょう。
まだジャンプの動きに慣れていない、もしくはプールの深さに恐怖心のあるお子さんは、沈み込むことが上手くできず、底に付いた反動で強くジャンプすることができないことが多いです。
そうすると逆に水上に顔が出せなくて危ないです。1人でできるようになるまでは、必ず補助をしてあげるようにしましょう。
そして潜るときはしっかり両足をつけて高くジャンプすることも大切です。
しっかり両膝を曲げて、両足が底につくまで深く潜れるようにしていきましょう。
片足だけのジャンプは、水中での姿勢を崩しやすくなります。
両足をそろえた状態でジャンプができるということは、水中での姿勢が安定しているという証拠でもあるので『ちゃんと2本足でジャンプしようねー』などの声かけをしながらすすめていきましょう。
3,空中で口から息を吸います。
次に顔を水上に出して呼吸します。顔が水上に出たと同時に今度は口から息を吸いましょう。
ボビングジャンプで一番大切なのは『呼吸』です。
水上に上がって顔を出したときに、口から「ぱあーっ!」と声を出しながら息を吐ききることも大切です。
口から息を吸う時に水を飲んでしまう、または鼻から水が入ってしまう場合がありますので、呼吸のタイミングに気をつけて練習しましょう。
また、意識していても口だけを開けて息を吸うことが難しい場合もあります。
そんな時は、まず呼吸だけの練習を確認してからやってみましょう。
参考:https://www.swiswiclub.com/page/ボビングをマスターして、正しい呼吸法を覚えよ/
ボビングジャンプの大切さ
ボビングジャンプは、水中に潜った状態から、ジャンプして水上に顔を出す動作です。
水中は息を止めて、ジャンプして水上に出たときに呼吸をするという、呼吸動作とジャンプ動作を同時に行うことになります。
このボビングジャンプができるようになると、水中での呼吸のコントロールの仕方が身に付きます。
特にクロールや平泳ぎなどを泳げるようになるためには『息継ぎができること』が必須になります。
息継ぎができるということは、泳ぎながら呼吸ができるということです。
クロールや平泳ぎでは腕を回したり、水を掻いたり、またキックの練習などでいろんな身体の動かし方の練習をしていきます。その際、沈みやすくなったり、上手く顔を上げられず息ができないなんてことも起こりえます。
ボビングジャンプで呼吸ができるようにしておけば、どんな体勢になっても呼吸の確保はできることになります。
私自身、普段のレッスンでクロールなどの泳ぐ練習をする前には、必ず呼吸確認のためにボビングジャンプを入れています。
また浮いたり沈んだりの動作も繰り返し行うので、水中で自分の身体の動きをコントロールできるようになり、少し足の付きにくいプールでも恐怖心なく移動が可能になります。
まさに基礎がいっぱい詰まった練習方法というわけです。
いかがでしたか?ボビングジャンプは、大人の方でも泳いでいる時になぜか鼻に水が入ってしまうとか、ちゃんと息を吸っているつもりなのになんだか苦しいという時の正しい呼吸を習得する練習になります。
ぜひお子様と一緒に練習する参考にしていただければ嬉しいです。
なかい水泳予備校では、経験豊富な講師がお子様1人1人のレベルや目的に合わせた指導を行っています。スイミングスクールの進級テストになかなか合格できない、短期間で泳げるようになりたい、大好きな水遊びを通してもっと泳げるようになってほしい、など多数ご依頼をいただいています。
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