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臨床発達心理士の子どもの発達コラム 〜一年の目標設定〜

こんにちは!
臨床発達心理士の趙です。

改めまして、明けましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願いいたします。

さて、皆さんは2026年をどんな年にしたいですか?
新しい年の始まりは、「今年はどんな一年にしようか」と考える機会が自然と増える時期です。
学校や家庭でも、「今年の目標」を子どもと一緒に考える場面が多くなるのではないでしょうか。

新年ということで、そんな話を書いてみました。

<目標を決めると気に大切なこと>

① 自分がイメージできる目標にする。
目標を持つこと自体は、子どもにとって大切な経験です。
ただし、その立て方によっては、子どもを前向きにするどころか、知らないうちにプレッシャーを強めてしまうこともあります。

新年の目標設定で意識したいのは、「大人が納得する目標」ではなく、「子ども自身がイメージできる目標」になっているかという点です。

② 具体的な行動に落とし込める

「集中力をつける」「もっとがんばる」「ミスを減らす」といった目標は、
大人にとっては分かりやすくても、子どもにとっては少し抽象的です。

目標は、「何を」「どうしたら」できたことになるのかが、子ども自身に分かる形であることが重要です。
「授業中に3回手を挙げる」「宿題を始める前にタイマーを押す」
「分からないときに『教えて』と言う」など、行動としてイメージできる目標は、達成感につながりやすくなります。

③ ハードルを上げすぎない
また、新年だからといって、一気に高い目標を立てる必要はありません。
特に発達に凸凹のある子どもは、「できない自分」を強く意識してしまうと、
目標そのものから距離を取ってしまうことが流ので注意が必要です。

<目標の立て方>

おすすめなのは、「できたら花丸の目標」と「できたら二重丸の目標」を分けて考えることです。

たとえば、
・毎日お手伝いする → できたら花丸
・週に2回お手伝いする → できたら二重丸

このように達成できるラインを複数用意することで、子どもは「挑戦しても大丈夫」と感じやすくなります。

そして、もう一つ大切なのが、目標は途中で変えてもいいというメッセージを目標設定の時に伝えておくことです。
成長や環境の変化によって、合わなくなる目標もあります。
それは「失敗」ではなく、「調整」です。

新年の目標設定は、結果を出すためのものというより、自分を知る練習でもあります。
「これはできた」「これは難しかった」「次はこうしてみたい」
そうした振り返りを積み重ねることが、子どもの自己調整力を育てていきます。

ぜひ、お子様と一緒に目標を設定してみてくださいね。
完璧でなくていいし、途中で変わってもOK!
そんな目標で、今年一年を見通してもらえるといいなと思います。

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