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臨床発達心理士の子どもの発達コラム 〜進路選択と受験〜

臨床発達心理士の趙です。
もう2月も終わりに近づいていますが、寒い日が続いていて驚いています。
早く春が来てほしいなと思うものです。
年齢のせいか、冷え性の進行が凄いです。
元々靴下嫌いなのですが、靴下を履かずにはおれなくなりました。
加齢というよりは、ある意味、成長発達なのかもしれません(と信じております)。

2月も最終週に入ります。
大阪では少し前に私立高校の入試が終わり、つい先日公立高校の特別選抜が終わりましたね。
1月には、私立の中学受験も終わりました。
受験が終わって進路が決まった皆様、お疲れ様でした。
次は3月の一般選抜が残っています。
一般選抜に臨まれる方、頑張ってくださいね。

さて、皆様の進路選択のポイントは何でしたか?
進路選択は難しい側面もありますが、いくつかポイントはあります。
今日は、進路選択と受験について書かせていただきます。 

<進路選択>

進路選択は、何となく人生における大きな決断の一つのような気がします。
人生のターニングポイントになる方もいらっしゃるでしょう。
その分、とても悩みますよね。
保護者の皆様にとっても、本人様にとっても、本当に悩みの種になることが多いなと思います。
よく相談を受けるのは「合っている学校」のことです。
個人に合う学校は、正直入ってみないといわからないことが多いですが、情報収集がかなり大切になります。
そういう意味では、受験は情報戦でもあるかもしれません。

<進路選択のポイント>

進路を選ぶときのポイントにはどんなものがあるでしょうか。
一般的なものでいくと、

・通学時間

・自転車通学ができる

・女子校もしくは男子校(私学の場合)

・やりたい部活動がある

・やりたい学科やコースがある。

・特待取れる

・学力のレベル

・校風や校則の自由度

などがあるでしょうか。

何を主軸にして考えるのかは、個人によって異なると思いますが、お子さまの夢や希望をもとに考えていけると良いですね。

<進路選択の時に大切にしてほしいこと>

進路選択はとても悩みます。
特に大阪は選択肢の幅が広いため、逆に決めにくいこともあると思います。
それでも、とても重要なことなので、自分の現状を振り返りながら条件の優先順位をつけていくことが重要です。
また、進路選択の主体は、本人自身であることが重要だなと思います。
周りの大人が決めた進路は、うまくいかないとその周りの大人の責任になりやすいです。
そうなると、人生における重要な選択と、そこで学ぶことがうまく積み上がっていないことになります。
自分で選んで、自分で決めることで、その子を支えるモチベーションになることが多いです。
本人様たちには、自分の思いをちゃんと考え、形にしてほしいなと思います。
進路が無事に決まった皆様、ぜひ学校生活を楽しんでください。
特に高校は青春の3年間です。思い切り青春してほしいですね!
来月の一般入試を受ける方は、あともう少し!走り切ってもらえたらと思います。

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