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臨床発達心理士の子どもの発達コラム 〜水泳とウェルビーイング〜

臨床発達心理士の趙です。
9月も終わりに近づき、すこーーし涼しくなってきましたね。
昼夜の寒暖差に体調を崩しやすくなっているので、気をつけましょう。
マイコプラズマ肺炎や、コロナなども流行っているので気をつけないといけませんね。

8月の終わりに、「日本臨床発達心理士会」の全国大会がありました。
長野県で開催された学会です。
この学会は、「臨床発達心理士」の資格を有している人間だけが参加できるものになります。
私は広報委員長なので、腕章をつけて写真を撮りに会場を走り回っていました。
コロナ以降久しぶりの対面開催で、とても充実した2日間でした。
長野の美味しい蕎麦や、日本酒も楽しめました✯
今回はその学会でテーマになっていたことを取り上げていきたいと思います。

<ウェルビーイングの視点>

ウェルビーイングは、「Well-Being」と書きます。
Well(良い)Being(状態)を意味します。
個人や社会にとって、「より良い状態」のことを指します。
近年、このWell-Beingの視点は、いろいろなところで話題に上がっています。

障害の有無や、障害の程度、性別や年齢に関わらず、その人の人生をより良いものにするための大切な視点です。
ウェルビーイングは、本人がどう感じているか、どう思っているかという視点と、一般的に見てその状態がどうかという視点の2つの視点から考えていく必要があります。
一般的に見てその人が恵まれているように見えても、その人が満たされていない状態ではウェルビーイングとは言えないのです。
ウェルビーイングはその日、その時によって異なります。
その都度その都度で、その人の人生におけるウェルビーイングな状態を目指していけるといいなと思います。

<なぜウェルビーイングが注目されているのか>

それは、ズバリ「人生の豊かさ」を示す指標となるからです。

どれだけの人が自分の人生を豊かなものにできているか、自分の思いや考えが尊重されているか、自分自身が自分の人生に満足できているかなどがポイントとなります。別の言葉では、「幸福度」とも言えます。
100%のウェルビーイングというのは難しいです。
ただ、一人一人がそれぞれにとってより良い状態を目指すことが重要なのかなと思います。

<水泳とウェルビーイング>

実は、水泳ウェルビーイングを考える点ではとても良いスポーツなのです。
水泳は、あらゆるスポーツの中で唯一どんな人でも参加できるスポーツなのです。
障害の有無や障害の種別、年齢、性別に左右されることなく、どなたでも参加することができます。
浮力や水の抵抗などの水の特性をうまく使った全身運動ができたり、癒し効果があったりして、その人の健康を維持する上でとても有効な要素がたくさん詰まっているのが水泳です。

私自身は水泳が得意ではなく、むしろ泳げない部類ですが、「水泳が持つウェルビーイングの可能性」には感動を覚えました。
水泳というスポーツの柔軟性や、制限のなさなど本当に素敵なスポーツだなと思います。
人の健康を考えるときには、「心身共に健康であること」が重要です。
体だけではなく、体と心の両方が健康的であることがウェルビーイングにつながります。
水泳は、それを下支えするスポーツとしては最適だと言えます。

みなさん、日々の生活に追われていることも多いとは思いますが、ぜひ「自分のウェルビーイング」について考えてみてほしいなと思います。
お子様のウェルビーイングついても同様です。どうすれば「お子様がより良い状態で人生を歩むことができるか」「本人がどういう状態を望んでいるのか」など、お子様と一緒に考えていけるといいですね。

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