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選手育成クラスに入った君が、1番最初にやるべき事!

こんにちは(^^)/
株式会社なかい予備校グループ 代表の中井です。

9月に入り、なかい水泳予備校では競泳コースのご依頼が増えてきております。
先日、競泳のお問合せ内容を確認しながら、私自身が競泳の選手コースに通ってた時を思い出していました。

私は、小学校1年生の9月にスイミングスクールに通いはじめました。
選手育成クラスに誘われたのが小学校3年の春でしたが、スクールで定められた全ての級を合格してから選手育成に入りたいという、私自身のこだわりがあり、選手育成クラスに入ったのが小学校3年の9月でした。

選手育成クラス初日、私は衝撃を受けます。
選手育成クラスには、私より年下がたくさん在籍していて、同学年の子もいるのですが、何年間も選手育成クラスに在籍してる子ばかりで、私は完全に出遅れていることを知りました。
この日を境に、私の奮闘がはじまります。

今回のブログは、『選手育成クラスに入った君が、1番最初にやるべき事!』です。
私自身の経験を通じて、選手育成クラスで頑張っているお子様に伝えたい事を書いてみました(*´꒳`*)

選手育成クラスに入った君が、1番最初にやるべき事!

ダメダメ選手

あなたは、『ダメダメ選手』ではありませんか?
自分のベストタイムも知らない…目標にしてる大会の制限タイムもわからない…練習の内容も覚えていない….試合がいつあるかもわからない…

将来の夢は、競泳でオリンピックに出て金メダルをとること!!
誰が聞いても、それは無理でしょ!と思いますが、こんなダメダメ選手はたくさんいます。
ダメダメ選手は、タイムが伸びている間は良いのですが、タイムが伸びなくなると大会で焦るようになります。それでも、練習の質を変えようとはしません 。
大会で結果が出るのか出ないのかだけを気にするようになり、結果が出なくなるとスイミングスクールでも家庭でも怒られる事が増え、競泳選手をやめてしまいます。

選手育成クラスに入った君が、1番最初にやるべき事

ダメダメ選手にならないためにも、必要な事は自分を知り質の高い練習を行える力を身につける事です。
選手育成クラスに入って、1番最初にやるべき事は、『自分を知る事』です。
自分を知るために具体的にやらなければならないことは、下記の4つです。

① すべての自己ベストタイムを覚える
得意な種目に限らず、全種目(距離も含む)のベストタイムは覚えておきましょう。
得意な種目については、前半の入りのタイム(50mの種目であれば前半の25mのタイム)も覚えておきます。
※大会に出ていない種目は、練習中に出したタイムを覚えておきましょう。

② 目標にしている大会の標準記録(出場できる記録)を把握する
最終的な目標の大会の標準記録と、目の前の目標とする大会の標準記録を把握しましょう。

自分のベストタイムから考えて、あと何秒をいつまでに縮める必要があるのかを知る事で目標を設定することができます。

③ 練習の内容、練習時のタイムを把握する
毎日の練習内容と練習時のタイムは把握するようにしましょう。
覚えることが難しいのであれば、練習ノートを記入するようにします。
タイムは、コーチが計測したタイムはもちろんですが、小学校3年生以上は毎回時計を見る習慣をつけ、すべてのタイムを自分で計測しましょう。

毎日の練習でのタイムを把握することで、練習を通じて自分が強くなっているかを知ることができます。

※私自身はこの練習でのベストタイムが何秒であるかも覚えていました。
またスイム練習だけでなく、キックやプルのベストタイムも覚えていました。
スイムが伸び悩んでいてもキックが速くなっていると分かれば自信にもつながりますので、 自分のタイムを多く把握することは、練習へのモチベーションを高める事につながります。

④ あと少しで手が届きそうなライバルを探す
大会で競うライバルだけでなく、練習時のライバルも探すようにしましょう。
キック練習であればあと少しで勝てる相手、長距離の練習であればあと少しで勝てる相手等を探し、練習でも誰かに勝っていく事を意識しましょう。

ベストタイムが自分より速い相手でも、練習であれば勝てるチャンスはあります。
練習で1本でも勝つ事ができたら、相手よりも速くなれる日が近づいてきた証です。

以上です。

4つともできていないあなた!
ダメダメ選手の道を歩みかけているのかも??
まずは自己ベストタイムを覚える事からはじめてみましょう‼

最後に

私の選手時代の実績は、ジュニアオリンピックにギリギリ出場程度です。
ジュニアオリンピック決勝や日本選手権等に出場していく選手は、持って生まれた泳ぎのセンスが良い上に、もっと努力を重ねています。
今回私がお伝えした内容は、競泳選手として最低限やるべき事です。
これができて、競泳選手のスタートラインに立ったと言えるのではないでしょうか。

選手育成クラスに入った君が、1番最初にやるべき事!

選手育成のお子様の個人指導をしていると、ほとんどのお子様がフォーム修正のご依頼です。
正しく泳ぐ事はタイムにもちろん影響します。
でも、タイムの伸び悩みをフォームの悪さだけのせいだと思っていませんか?
競泳選手として、最低限のやるべき事をやっていますか…???

なかい水泳予備校の競泳コースでは、スイミングスクールでの練習をお子様が自身を持って挑めるようにサポートしております。
ご興味ある方は、是非お問合せください。

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