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臨床発達心理士の子どもの発達コラム 〜季節のことばの育み〜

こんにちは!

臨床発達心理士の趙です。

いよいよ年末。12月は「師走」の名の通り、あっという間に終わろうとしています。

子どもたちも冬休みに入りましたね。

冬休みの間は、イベントがもりだくさんです。

そのイベントの時にしか話さない言葉も多くあります。

ぜひ、ご家庭でも冬のイベントを体験しながら、いろんな言葉をお子様と共有してみてくださいね!

<お正月の言葉>

今の子どもたちは、お正月よりもクリスマスの方がよく知っています。

お正月の言葉は普段使わないですが、日本の文化を学ぶいい機会になります。

・日付への意識

年が終わって、新しい年になることを意識できる機会になります。

また、「大晦日」や「お正月」「三が日」など、日付を表す独特な言い方についても知ることができます。

干支についても、学べる機会になりますね。

・お正月飾り

しめ縄や、門松など今はそもそも飾るお家も少ないですが、お正月のものとして知識として知っておいて欲しいなと思います。

「鏡餅」も今では飾るご家庭も減っていますが、お正月の文化としては代表的です。

・食べ物

お節料理は、いろんな意味を持っています。

ふだんあまり食べないものだからこそ、料理名とそれぞれのもつ意味を共有しながら楽しんで欲しいなと思います。

「おせち」は知っていても、「お雑煮」を知らない子も増えているなと思っています。お雑煮は、各家庭の味があると思います。それも家庭で感じてもらえると良いかもしれません。

言葉は体験とつながって獲得していくことが多いです。

ぜひ、お正月を楽しんで、言葉も楽しんで欲しいなと思います。

おわりに

冬休みは、のんびりしたくなります。

決して悪いことではないので、ゆったり過ごして、1年の疲れをとってもらえたらと思います。

休むこと、整えることを大切にしながら、新しい年を迎えられるようにしていきましょう。

今年も一年、ありがとうございました!

皆様も良いお年をお迎えくださいね!

来年もよろしくお願いいたします。

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