臨床発達心理士の子どもの発達コラム 〜夏休みの宿題〜
臨床発達心理士の趙です。
あっという間に夏休みが終わりますね。
皆さん、夏休みはどのように過ごしましたか?
夏休みが終わることで、ほっとしている保護者様もいらっしゃるかもしれませんね。
保護者の皆様、夏休みの間お疲れ様でした。
夏休みの宿題をさせるのも一苦労だったと思います。
私も、お盆休みの間は帰省していた甥っ子と姪っ子の宿題を見ていました。
自由研究と、読書感想文、新聞作り…
夏休み明けに確認する学校の先生の労力も大変だろうなーと思いながら教えていました。
子どもたちも一生懸命頑張っていたので、偉かったなと思います。
ということで、今回は夏休みの宿題のポイントをいくつか書いておきます。
まだ終わっていない!という方にも活用してもらえたらと思います。
<自由研究>
自由研究はテーマを自由に決められるのでいいですね。
自由研究の方法としては、大きく2つあります。
- 実験
- 調査
実験の場合は、何か素材を見つけて実際に実験をやってみることです。
最近はYoutubeなどでも自宅で簡単にできる実験のアイディアなどが紹介されているので、上手く活用するといいでしょう。
実験をするときのポイントは、まず、「予想」です。
実験をするとどうなると予想したかと、実際の結果を比較して考察を書くと深みが出るでしょう。
調査の場合は、「アンケート」や「インタビュー」で色んな人の集めてみる、インターネットでデータを見つけてみるなどが方法としてはあります。
その調べた情報をまとめると自由研究として使うことができます。
今年はオリンピックがあったので、オリンピックの自由研究が多いかもしれませんね。
このように、自由研究にもいくつか方法論があるのでやりやすいものを実践してもらうのがいいかなと思います。
<読書感想文>
一番困っている話を聞くのが、この「読書感想文」です。
大体本はなんでもいい場合が多いので、子どもが読みやすい本を選ぶのはポイントです。
正直絵本でも構いません。
漫画はダメという指定はあると思いますが、それ以外は大きな指定がないことが多いです。
読書感想文は、本を読むことが好きなお子様は本人の好きな本で書くといいですが、そうでない場合は、「わかりやすい」ところがポイントになります。
昔の名作と呼ばれる物語を選ぶと、そもそも出てくる言葉がわからなかったり、今の時代見たことがないものが表現されていたりするので、難しいです。
現代の作品の方がわかりやすいかもしれませんね。
また、作者の伝えたいことが明確な物語だと書きやすいかなと思います。
子どもに本を選ばせるには、子どもがたくさんの本にそれまでに触れていることが必要です。
そうでなければ選択すること自体が難しいです。
なので、ある程度子どもが興味ありそうな内容で選定することをお勧めします。
<新聞作り>
新聞はテーマが決められている場合もありますし、ない場合もあります。
テーマが決められている場合は、テーマに沿った内容でどういうことを書くかを決めて行きます。
テーマがない場合は、大体夏休みの思い出の中で書くことが多いです。
新聞は用紙の指定があるので、紙面上のどこにどんな内容を書くのか、見出しをどうするかなどが悩みのタネになりやすいです。
まずは、全体の内容を決めて、細かい内容を決めて、見出しを決めるという流れで考えて行くとスムーズかなと思います。
夏休みの体験を書く場合は、具体的な体験についてトピックスを決めて、どんなことをしたのかなどを聞き出しながら整理して行くことが重要です。
前からだーっと書いてしまうと、文字数がオーバーしたり、極端に少なかったりするので、まずは全体像を決めて行くことが重要です。
こんなことを考えながら、私も甥っ子と姪っ子の宿題のサポートをしていました。
なんとか無事に終わったのでよかったかなと思います。
宿題が終わった人は、2学期に向けた予習や1学期の復習などを行うと、良いかもしれませんね。
夏休みもあと少し!!
宿題も、勉強も、水泳も!ぜひ、最後まで楽しんでもらえたらと思います。
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