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努力という才能

すっかり季節は秋ですね。
日が落ちるのも早く、なんだか淋しい今日この頃です。

この2カ月ぐらいレッスンや日常生活で、
『努力という才能』について考えさせられることが多く、
今回のブログテーマに選びました。

私が水泳選手時代には、オリンピックに出れるかどうかは、
泳ぎの技術的才能×努力できる才能で決まると、よく聞かされていました。

努力できる才能??
毎日練習を頑張っていたらいいんでしょ。

生まれてから40年ちかく、『努力という才能』の意味が全くわかりませんでしたが、
やっとわかる日がきました。おそすぎや~(笑)

水泳を集団で指導している時には、一人一人とゆっくり話をする機会もありませんし、
練習中の態度やタイムは見ていますが、そこまで深く考えることもなかったです。
しかし、水泳の個人指導を本格的にするようになって8年、
泳ぎの事や体の使い方を指導するのは、まだ容易ですが『努力する事』を教えるが一番難しい!と感じます。
これは教える事ができないものかもしれません。

競泳に限らず、自分の好きな事を自分の目標に向かって追いかけれる力は、
子ども一人一人全然違います。
同じオリンピックを目指している子同士でも、テストで100点を目指している子同士でも、
努力の質や量は全然違います。

競泳の育成クラス、選手クラスの子をみていると
下記のような努力をしている子が多いです。↓↓↓

■毎日休まずに練習に行く
■毎日練習ノートをかく
■毎日練習を頑張る
■練習中に先生やコーチに注意されたことを毎回意識し続ける
■毎日、練習中でも自分より速い選手に1本でも勝てるように頑張る
■自分で練習内容を把握し、昨日よりも速く練習しようと毎日心がける
■練習以外の陸上トレーニング、ストレッチを毎日継続させる
■毎日、練習時間内は集中する

他にも、まだまだあると思いますが・・・。
毎日練習を頑張ってます!という子ども達に、何を頑張っているのか聞くと、
だいたいこういう答えが返ってきます。

この頑張り(努力)とは、どれぐらいの質でしょう?
頑張りとは、自分の中で100%、他人と比べると30%(笑)
逆もあって自分の中では40%、他人と比べると80%!!
よくある話です。
そして比べる相手によっても変わります。

では、この頑張り(努力)とは、どれぐらいの量でしょう?
毎日の頑張りを何日繰り返しているのでしょう?
3年ですか?3か月ですか?3日ですか?

努力できるって本当に難しい。
自分の中では、人それぞれ少なからず努力はしていると思います。
しかし、その努力に満足しないで努力に努力を重ね、
どんな環境でも流される事なく、一心不乱に努力し続ける力は、
まさに才能だと思います。

そう思うと『努力する事』は無理やりやらせ続けることしかできないのかもしれません。
でも、子ども達が大人になった時に親や先生が、無理やり努力させ続けることはできません。
『自分で努力する力』を子どもの時に育ててあげる事は、教育者や指導者、親の使命ではないかなと思います。

『努力する事』を教え方?伝え方?
今後、もっと深く考えていきたいです。

で。。。
私は『努力する力』を持っているのだろうか・・・|д゚)

#努力
#競泳
#なかい水泳予備校
#中井のどか

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