クロールの次は背泳ぎにチャレンジ！腕の動かし方を練習しよう
こんにちは。なかい水泳予備校、講師の村田です。
10月に入って、吹く風がやっと秋らしく感じられるようになりました。
最近では体調不良のお子様も増えてきていますので、身体に気をつけて
過ごしたいものですね。
さて今回のブログは『クロールの次は背泳ぎにチャレンジ！腕の動かし方を練習しよう』です。
スイミングスクールでもクロールに合格したら、背泳ぎの練習がはじまるところが多いです。
そして背泳ぎはクロールや平泳ぎと違い仰向けで泳ぐため、水中や前方が見えずなかなか進まない、
沈んでしまうと苦戦しているお子様もけっこういます。
今回は簡単に背泳ぎができるようになるための腕の動かし方をお伝えしていきたいなと思います。
■背泳ぎを泳ぐために必要な姿勢とキックを確認しよう
背泳ぎを泳ぐためには、安定した姿勢と正しいキックがとても重要です。
基本の姿勢が取れていなければ身体は水中に沈んでしまいますし、
脚の動きがうまく動かせなければ真っすぐに進めなかったりします。
姿勢とキックに不安がある場合は、水面で水平姿勢を作りながら浮く背浮きや仰向けの姿勢で行う背面キックの練習をしてしっかり慣れておきましょう。
背浮きや背面キックの仕方については以前のブログをぜひ参考にしてみてください。
参考：仰向けで浮くことにチャレンジ！背浮きをやってみよう！ (suieiyobikou.jp)
参考：仰向けで浮けるようになったら、背面キックにチャレンジ！ (suieiyobikou.jp)
■背泳ぎの腕の動かし方を覚えよう
実際の動きがイメージできないままいきなり水中で練習するのは難しいので、今回は水中ではなく立ったまま練習できる動作をお伝えしたいと思います。
まずは片腕のみの動きを下記の流れで進めていきます。
１，肘と指先を伸ばしながら、片腕を頭上まで上げる
２，上げた腕を太ももの横へ向かって真っ直ぐ下ろす
それぞれの注意点とポイントをお伝えしていきます。
１，肘と指先を伸ばしながら、片腕を頭上まで上げる
まずは気をつけの姿勢からスタートします。
写真のように肘と指先を伸ばしながら矢印の軌道に沿って腕を頭の上まで上げましょう。
腕が頬→耳→耳の後ろと触れるように動かしていきます。
腕が耳の後ろの位置にきたら手のひらは身体に対して外側、小指は後ろを向くようにしましょう。
２，上げた腕を太ももの横へ向かって真っ直ぐ下ろす
耳の後ろで頭上まで上げた腕を下ろす時は、身体に沿うように動かしていきます。
この時、手首や肘が曲がらないよう腕全体で下ろしましょう。
また、写真のように後ろの方向へ回すような動作にならないように気を付けましょう。
ここまでが片腕の一連の動作になります。
まずはこの動作が左右それぞれ覚えられるよう、片腕だけで動かす練習をしましょう。
少しずつ動きに慣れてきたら、左腕を動かす→右腕を動かすというように左右交互の流れで繰り返しやってみましょう。
左右の動きにもある程度慣れてきたら、今度は両腕で行っていきます。
写真のように片腕(左腕)を頭上まで上げ、今度は上げた腕を下ろすのと同時に反対側の腕(右腕)を下ろしていきます。
上記の動作が、背泳ぎを泳ぐときの実際の両腕の動きとなります。
左右同時に動かした途端に覚えた片腕の動きが崩れることがよくあります。
最初は、左右の腕をゆっくり動かして確認しながら行いましょう。
動作の最中に頭や腰が前後左右に動かないようにすることもポイントです。
鏡を見ながら練習してみるのも動きの確認がしやすくておすすめです。
■まとめ
いかがでしたでしょうか？
今回は初めてでも覚えてもらいやすい背泳ぎの腕の動かし方をお伝えしました。
腕の動かし方の練習は、お家やプールサイドなどどこでもできるのでお子様と一緒に練習してもらえたらなと思います。
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